タンチョウは、全身が白で頭の部分の肉瘤(にくりゅう)だけが鮮やかな赤になっている金魚です。
タンチョウの赤の程度にはそれぞれ多少の差があります。体形はオランダシシガシラに良く似ている金魚で、がっしりとした体格で重量感があります。
日本には戦後、中国から輸入され、人気を博している金魚です。品種的には安定していますが、まれに、白い体に赤いシミが現われる金魚もいます。
また、タンチョウは、環境により頭部の赤の発色が薄れることがありますが、その場合は色揚げ用の餌を与えたり、日光浴させると良いといいます。
餌はイトミミズや冷凍餌料、金魚用の人工飼料など、何でもよく食べますが、肉瘤を発達させたり、健康に保つにはバランスの良い餌やりが必要です。