金魚(キンギョ)は、春になると産卵(さんらん)のじゅんびをはじめますので、金魚(きんぎょ)が卵(たまご)をうみつけるためのシュロや水草(みずくさ)を水槽(すいそう)にいれてあげます。
産卵は、朝の早い時間帯に1〜2時間程度かけて行いますが、卵を水槽内にそのまま放置しておくと、親の金魚に食べられてしまいますので、早めに別の水槽に移します。
金魚の卵は約1週間で孵化します。孵化した金魚の稚魚は、水槽のふちにくっつき、2〜3日で泳ぎはじめます。この状態になったら、エサを与えます。
金魚の稚魚に与えるエサは、卵の黄身又は市販されている稚魚のエサ、もしくはメダカのエサを指で細かくつぶして食べ残さない程度に数回与えます。
飼育水は親と同じですが、藻や水草が有ると成長が早いといわれています。
水換えをするときは孵化後20日以上経ってから行いましょう。